こたつ

冬の必需品のコタツが完成。
荒れた板目と節が木であることを強調して力強い印象を与える。
その荒々しい素材と繊細なディテールのコントラストがなかなかよい。



きちんと写真を撮っておこう。

気が付けば

カーテンの検討に梅田のショールームへ。
ふと見ると、ビルの足下に設えられた植栽の脇に松永真氏による鉄のアート。
毎年松永真氏作のカレンダーを使わせてもらっているのでとても身近な感覚。
都会の無機質な雰囲気の中に佇む姿はなんとも愛らしい。
来年の松永氏のカレンダーの内容が急に楽しみになってきました。
気が付けば、もう年の瀬ですね。

慣習

豊田の住宅の地鎮祭。
地域性の違いに少しとまどいながらも
無事に地鎮祭を終了しました。
いよいよ着工です。

自然素材

製作家具の材料選定に家具工場へ
無垢材の荒さのある素材感を引きだしながら
シャープな形を目指した家具
ウォールナットの無垢板を眺めながら
設計した家具の完成イメージを紡ぎだしていく
自然素材ゆえの不確定さが当初のイメージにノイズを与えていく
たった5枚の無垢板の選定ですが 非常に楽しい時間でした


黄色い陽光

大阪城を通り、自転車で建築確認検査機関へ。
少し肌寒いけれども、色づき始めた銀杏を透過した黄色い陽光が心地よい。
大阪城は勤務時代の通勤ルート。
のんびりとペダルをこぎながら、ふと昔のことを思い出していました。

仁和寺

秋の京都 仁和寺へ
久しぶりの京都社寺巡礼。
もみじの紅葉はもう少しだけど、色づき始めた感じもなかなかよい。
縁側と軒先、庭の関係という日本古来建築の魅力を堪能



仁和寺の前に腹ごしらえに、高校時代に通い詰めたお好み焼屋へ。
懐かしい味にも堪能。 いつ食べてもうまい!

太く長く

勤務時代の 師匠の展覧会へ。
30数年の作品や模型、旅行のスケッチ等の展示。
今やスタンダードとなったコンセプトなんかを、
十数年前に先進的にプレゼンテーションしている作品もあり
太く長く建築を取り組んでいることに、改めて感動。

展覧会の後に大学の恩師の教授と昼食を御一緒させてもらい
色々な話を伺い、普段の日常とは違う、新鮮な一日でした。

改め 香川旅行

二泊三日で瀬戸内国際芸術際2010に行く予定にしていましたが、
打ち合わせが入ったため、急遽一泊二日に変更。
スケジュール上香川と男木島に絞ったということで、香川旅行。
香川では芸術祭とは関係のないイサムノグチ庭園美術館丸亀市猪熊弦一郎美術館へ。
自然と人工のギリギリのバランスで成り立つイサムノグチの石の彫刻にはすごく感動。
手を掛けることと作りすぎないことの緊張感のようなものを感じました。

男木島は自然発生的な集落の中に人工的なアートが点在している違和感が楽しい。
自然と人工のコントラストが集落とアートの両方を際だたせている。
瀬戸内国際芸術祭は三年に一度の開催ということなので、
三年後は”瀬戸内旅行”として三泊くらいでゆっくり回りたいです。




豊田建築見学

豊田の住宅の打ち合わせ後にクライアントと豊田市の建築見学。
近年竣工した豊田市自然観察の森ネーチャーセンター・サテライト施設
豊田市生涯学習センター逢妻交流館へ。
【豊田市自然観察の森ネーチャーセンター・サテライト施設】
森の中で野鳥等をみながら散策する施設のエントランスの役割をなす施設。
くの字型のリニアな二層のヴォリュームを上下反転させて組み合わせたような構成。
上下のヴォリュームの隙間や所々のガラスから透けて見える森が
森への散策の楽しさを期待させて、なかなかいい。
また全体の構成や外部のディテールは極めて人工的ながら、
落ち着いた色合いの金属板が程良く自然へのなじみを感じさせている。
自然=勾配屋根とか自然素材とかという単純な発想ではなく
一見異物のようなものを挿入しながらも、自然とケンカしない雰囲気をつくっている。



【豊田市生涯学習センター逢妻交流館】
SANNAの21世紀美術館をかなり小振りにして積層させたような入れ子の構成の建物。
工芸室や調理実習室となっているガラス貼りの部屋の隙間が多様な室の空間をつくっている。
また入れ子が曲面で構成されているので、少し方向感覚がなくなりながら、
次の空間へのつながりや連続性を期待させる。


いいリフレッシュになりました。

農業に悦

農家の友人の稲刈りの見学へ。



建築というものをつくる仕事に携わっているため、

日常からものをつくることの楽しさや喜びを感じているものの

農業というより根元的な、ものを生み出す仕事に感動。

 

サービス業が産業の主流となっている昨今、

菜園や農業がブームとなっているのがよくわかる。

 

機械での稲刈りのため2時間も掛からない内に終了。

来年は田植えと稲刈りの両方を体験させてもらう予定。

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