速度によって得られるものと失うもの

お世話になっている方の実家を改修するということで、車で鳥取市へ。
今回は改修の設計監修ということで、コンサル的な役割。
学生時代に実家の離れの改修設計をさせて頂いたということもあり、
10年振りの訪問。
10年前には中国佐山インターより先は、中国山脈を縦断する地道だったのが、
今は鳥取道という新しい高速道路ができていた。
往路は何の気もなしに高速道路にのり、快調に現地に到着したものの
山間の高速道路にありがちな風景を走り過ぎていくことに何となく味気ない気がした。
復路は時間にも少し余裕があったので地道で。
10年前に車で通いなれた川沿いの道を走る。
川の風景が上流に行くほどに水量が減り、荒さが増してくる。
そして川の流れが日本海側に流れているのが、
途中で瀬戸内海側に切り替わることに気付く。
気温が低いせいため、山の所々で山桜が咲いており、
途中の集落では桜並木が満開。

高速で走ることで得られるものと失うものがあることを改めて実感。
時にはゆっくりとしたり、立ち止まることも大事ですね。

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