言葉の力

 先日 キューバの英雄であるチェ・ゲバラを描いた『チェ 28歳の革命』を鑑賞。ユージュアル・サスペクツ以来のファンであるベニチオ・デル・トロをひいき目に見た映画自体の感想はさておき、人並みではあるがチェ・ゲバラ自身のカリスマ性に惹かれた。 そのカリスマ性とは、その行動力は当然のことながら、人を惹きつけるシンプルながら力強い言葉によるところが大きいのではないでしょうか。

 

最近大統領に就任したバラク・オバマが世界中から期待を背負い、支持されているのも、彼の容姿や黒人初の大統領ということよりも、彼が発言するそのシンプルで力強い言葉が人の心に入りやすく共感を得やすいのでしょう。難解な言葉ではなく、真意を集約したワンフレーズ。そのワンフレーズが人の心を捉える。

 

 人に説明を行い、共感を得て、ものを作る設計という仕事においても、言葉は非常に重要なツール。上記の偉人に感化され、私自身も思いを伝える言葉を大切にしたいと改めて思う。

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